逆日本昔話??

コンテンツサービス事業部の後藤です。

先日子供が面白いYoutube動画があるからと言って見せてくれたものが、この「逆」シリーズでした。バイヤー高橋(注意!音が出ます!)というユーチューバーが作っている動画ですが、これは、例えば桃太郎の原文「昔々あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました・・」を機械翻訳に 5回(!)かけて、最終的に日本語に戻したものに合わせてストーリーを編集したものです。それも比較的希少言語を通すので、かなり乱れます。ストーリー的にも崩壊していますが、時々ツボにはまるような迷訳が現れます。私的には桃太郎のスマッシュヒットは「お腰につけたきびだんごをひとつください」→「太ももに餃子ジュースをください」でしょうか(笑)ナンセンス極まっていますね。犬・サル・キジで同じセリフが3回繰り返されるところが堪らないです。桃太郎以外では金の斧とか、料理番組も可笑しかったですね。

料理番組といえばいわば手順書です。材料の呼び名や動作(焼く・煮る・茹でる・炒める・・)が誤訳されるとかなり面白い内容になります。まぁ、これは楽しませるための動画なので良いのですが、実際にこの翻訳がそのまま使われたら(いや、使われるはずないですが・・)かなり世の中はパニックになるでしょう。実際時々笑ってしまう能書を見ることありますが、意味はとりあえず通じますから、ここまでは崩壊していません。

言葉は難しい・・こういうのを見ると、まだ機械翻訳一発ではちょっと危険ですね。といっても、バイヤー高橋のつぶやきにありましたが、最近はかなり翻訳の精度も上がってきており、あまり面白い崩壊しなくなってきているようです。AIの携帯翻訳機を持って、誰でも自国語で話ができる時代も近くなってきているのかもしれません。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)