コンテンツサービス事業部の後藤です。
「音感ある人ほど歌えなくなるソルフェージュ」という楽曲の譜面が話題になっていました。私は譜面は五線を数えないと読めないのですが、気になったので数えてみました。
なるほど・・こういうことか・・。絶対音感のある人は決まった音を覚えています。なので歌詞がドとかミとかの時に別の音を歌えないようです。これは不思議!早速実験してみました。
弊社の代表はピアニストでもあり、絶対音感の持ち主です。譜面を見てもらいました。すると・・やはり!レド~の歌詞でドレ~とは歌えないのです。これは驚きでした。
私は野良育ちで譜面はダメなので、楽譜からメロディを口ずさむことは出来ませんが、メロディを覚えてしまえば関係なく歌詞を歌える(はず)です。まだやってみていないので分かりませんが・・
ピアノは鍵盤を叩くとチューニングされた決まった音が正確に出ます。実際には音程の間隔を同率に割った平均律なので和音は濁っていると言われますが、私の聴覚ではまったく分かりません・・・。このピアノで音楽を学んだ人は楽譜と音程が完全に合致して記憶されるので、音を聴くと音程が分かるそうです。雨の音とか、街中の雑音に音程が見えるなんて、ちょっと想像付きませんがちょっと不思議な世界ですよね。
対して自己流で楽器を覚えた人は(特にギター等の弦楽器)相対音感が身につきます。これは曲のキー(調)が変わっても同じように移動させて認識できる聴き方です。例えば、ハ長調(C)の曲をニ長調(D)で演奏しても同じ感覚で演奏したり歌ったりできます。これはこれで結構便利なもので、慣れてくるといろいろなキー(調)で同じように演奏できます。曲をコピーするときもまず、キーを探すのが大変ですが、後はコードの流れが分かるので比較的簡単にできます。
出来れば絶対・相対、両方の便利機能を身に着けたいところですが、どうなんでしょう?あまり見かけませんが、きっと重宝されるミュージシャンになるのでしょうねぇ。 あ、私はもう相対音感をひたすら磨くことにします(笑)