コンテンツ―サビス事業部の前田です。
近所の書店に紙芝居屋さんが来ていました。
娘といっしょになにげなく聞いてみたら、びっくりしました。
素晴らしくパンチが利いています。
タイトルは「蛇娘リン子」、イラストは昭和そのもの。
昔の図鑑や江戸川乱歩の小説の挿絵を思わせるテイストです。
続きものということで、
ストーリーがいきなり始まります。
ある朝、蛇の顔になったリン子が「喉が、喉がかわいた・・・」といって外に飛び出したところ、
ナメクジに遭遇して気絶。
蛇の顔だったリン子ちゃんの顔は元の人間の顔を戻っています。
お父さんのコウムラ博士がその状況を見て、こうひらめきます。
ナメクジを研究すれば娘を元に戻す薬を開発できるかもしれない。
ちなみにコウムラ博士はガッチャマンの南部博士によく似ています。
白衣にメガネに口ひげ。
南部博士・・・じゃなくてコウムラ博士は
自宅にナメクジを持って帰るものの、一匹から作る薬では量がたりません。
そこで、巨大化する薬をナメクジに注射します。
ところが、ナメクジは巨大化しすぎてガラスの瓶を割り、
そのままぐんぐん巨大化して部屋いっぱいの大きさになり、
口から謎の液を吹き出します。
コウムラ博士はそれをあびて悲鳴をあげ、
体が透明になっていきます。
騒ぎを聞きつけたお手伝いさんが駆けつけると
部屋にコウムラ博士の姿はなく、巨大なナメクジがいるだけでした……。
ここで紙芝居師の口上。
「さあ、透明になったコウムラ博士はどうなってしまうのでしょうか!
続きはまた次回!」
ええー!
続きがめちゃくちゃ気になります。
なにげなく聞いた紙芝居でしたが、すっかりハマってしまいました。
どうなるんですか? コウムラ博士は大丈夫なんですか!
いいところでやめないでください!
帰宅後、ネットで調べてみましたが、蛇娘の情報は皆無。
続きを知るには、また紙芝居を聞きに行かなくてはいけません。
でも、一体どこで聞けるのか。
この出来事は11月のことです。
12月になり、また同じ紙芝居師が近所の書店に来ることが判明しました。
よし行こう、と決めました。
蛇娘リン子の続きを上演してくれるかどうかはわかりません。
ということで、この口上で締めさせていただきます。
果たして、蛇娘リン子の続きは無事に上演されたのでしょうか!
続きはまた次回!
—————-キリトリセン—————-
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