ここのところめっきり涼しくなり、「灼熱だ~・・」とぐったりしていたことも嘘のようです。
十数年来、仕事を通じてお付き合いをさせていただいている方がアマチュア写真家と知って、かれこれ数年がたちました。
作品の展示会を開かれるときにはいつもお声掛けいただいていて、今年も作品を作品を楽しみに、会場となっている世田谷美術館へ行ってきました。
世田谷美術館は砧公園の一角にあり、高級住宅街の中の緑園といった趣があります。春は桜、秋は紅葉で都会の森林浴スポットです。
田園都市線の用賀駅から、おしゃれなプロムナード「いらか道」をぶらぶらとたどり、砧公園を抜けて美術館に到着。
この美術館の外観を見ると、いつもフランク・ロイド・ライトの作品、「Charles Ennis House」を思い出します。似ていると思うのですよね。
学生のときに借りていたアパートのすぐそばに、フランク・ロイド・ライトの作品「D. D. Martin House」があって、通っていた大学が修復をしていたこともあってよく見に行ってたっけ。
そして、写真家に会場で合流。お客様もちらほら。
写真という媒体を通して切り取った景色の面白さや、色の鮮やかさに感動!何気ないひとコマごとに、ストーリーが隠れているのですね~。特別な情景設定や色操作はしていないとのこと。すばらしいです。
私たちの目にも同じ風景や色が見えているはずなのに、こうやって写真に写ると、自然の無限の豊かさを一層はっきり感じるのは、どういうことなんでしょう。
日曜の午後、芸術の秋の始まりにふさわしい、心が和むひと時をいただきました。
写真家のご好意により、作品1点をパチリ。ポエムを感じる作品です。