参加している某経営者の団体に女性部があることを前にお伝えしたと思いますが、その会合の総括会議がありました。
会議では、同団体のメンバー企業であり、世界的にも注目されている女性企業家の講演があり、しばらくアジアがビジネスを牽引する時代が続くのでは、というお話でした。あるお話の中で、中国には漢方という調剤(調薬?)があるにもかかわらず、現地の方(富裕層という意味ですが・・)は漢方を<効かない>といって、いわゆる西洋医学の薬を好む傾向が強いのだそうです。
へー。
ちょっと驚きました。
医の世界はまったくわからない私ですが、中国ではいわゆる漢方が支持されている、と私はなぜか思い込んでいました。中国の人は自然由来の薬を愛している、と。
けれども、講演の話ではそうではないと。中国では西洋医学の薬が好まれているという現実。
その話を聞いて、日本人もかつて強烈に欧米のライフスタイルに憧れて真似をしたように、中国の人も欧米のライフスタイルに強い関心を持っていて、自分たちの生活に取り入れたいと熱望している姿が目に浮かびました。
「だって、漢方よりも西洋の薬が効くのだから」、という理由で。