今日は神奈川産業振興センター(KIP)主催の2011神奈川県外資系企業ネットワーキングセミナー」に行ってきました(写真を撮らなかった・・すみません!)

午後14:30から開始した基調講演は帝国データバンクの方によるもので、日本全体と神奈川県にどのような業種の外資系企業がどのぐらい進出してきているのかというお話でした。

続いたパネルディスカッションでは、近年神奈川県に進出した外資系企業3名の代表者が自社の説明と、なぜ神奈川県に進出したかなどのお話、進出前の想定と進出後の実際などのお話がありました。

私はパネルディスカッションでの進出前の想定と進出後の実際のお話が非常に具体的で、自社が他国に進出する際にも非常に参考になるのではないかと思いました。

特に、技術製品の品質に対して、非常に高い期待と審美眼を持ってメーカーに迫る法人顧客の姿は、我々が欧米企業(例が欧米市場の話だったので)の製品をおおざっぱということにもつながるし、また私たち日本人が品質に期待するレベルが、欧米の基準からはある意味「逸脱して」高いということでもあるのかなと思ったり。

品質とスピードという両方の価値がいつも天秤の間で揺れている昨今のビジネスシーン。どちらを優先すべきか迷うこともしばしばです。

日本人は社会的なプレッシャーから高品質を追い求めすぎて、自分自身で首を絞めているようなところがあるのかもしれないと考えさせられる発言があり、自社のサービス作りにも留意する視点だと思いました。

もっとも、フレキシブルに品質とスピードを自在にコントロールできる技量があれば、話題に上がったり悩むこともないわけですが・・・(笑)

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