気温が35度を超える日が続いておりますが、みなさまお元気でしょうか?
フランスでのオリンピック開幕し、これから競技が本格化するところです。
フランスも猛暑が続いているらしいので、選手の方々には本当に体調万全で
競技に全力投球できるといいなと思います。

他者と自分の能力を比べることはNGという空気が世の中に広まっているような気がしています。
そうした空気感の真逆にあるのは、この「競うことでの勝負つけ、なおかつ優劣の順位をつける」ことがオリンピック。オリンピックほど優劣をあからさまに付け勝った人を称賛する(特に体力的な側面も含め)行事は、現代社会ではとても珍しい。

しかしながら、社会はあらゆるレベルの競争があることは事実。そのことから目を背けることは偽善なのではと私は考えるのです。

「外からの圧力がかかる」という考えは、なにか威圧的な不条理な力を感じて嫌悪感を感じる方が多いかもしれませんが、人間は様々な意味で「外からの圧力がかかる」ことで生命のリスクから逃れるため、果てにはよりよい生命環境を手に入れようと、試行錯誤し、創意工夫を重ねて今日まで生き延び出来たはずです。

「外からの圧力がかかる」ことは、人間としての成長にとって重要かつ必要不可欠な条件ではないかと思います。

先日、弊社の環境環境整備活動を通じた業務改善事例について、勉強仲間の複数の企業様に向けて発表をさせていただく機会がありました。
外部の方々に向けた社内活動を発表するというのは、弊社では初めてのこと。担当メンバーが丁寧に計画し、リハーサルや修正を何度か重ねて、発表にこぎつけることが出来ました。

こうした活動も、社内向けの発表だと「まあ、適当でいいだろう」と見送ってしまうようなことも、他社様に時間を作っていただきご指摘を受けるとなれば、「出来ない自分たち」を「できる自分たち」にアップデートするため、否が応でもなんとか改善、実行をするもの。さまざまな予想外も何とかクリアして、改善事例を発表させていただくことが出来ました。個々の頑張りはもちろん、社内横断的な取り組みとしても頑張ってくれて、かかわった社員のみなさんが成長したのではないかと思いました。

外圧がかかると人は真剣になり、現状を変え、人を成長へ向かわせます。
肯定的な力として、会社はもとより自分にも活用していきます。

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