2024年5月24日~27まで、シンガポールに滞在していました。
感じたことがいろいろあったので、少し書き留めてみたいと思います。

1.物価が高い!
昔から言われてはいましたが、デフレが長く続いた日本で暮らす人にとって、シンガポール中心地での価格帯は、驚くほどの金額です。

クーラーの効いたビル内のちょっぴりおしゃれなコーヒーショップ(現地のスタバのようなお店)では、コーヒー1杯+大き目なペイストリーで1,700円!
コーヒーはエスプレッソやカフェオレ系が多く、いわゆるアメリカンコーヒーはなし。そうしたメニューの中で「フラットホワイト」という名称が目を引きました。
以前、イギリスでWhiteと呼ばれるコーヒーが、いわゆる普通のコーヒー+牛乳入りだったので、
それと同じかな~と思って頼んだら、泡立ち系のコーヒーでした。
「フラットホワイト」をネットで調べてみると、オーストラリアとニュージーランドではよくあるタイプのコーヒーとのこと。エスプレッソ+ミルクの配合が1:1.5というだそうで、確かにエスプレッソ味の強いコーヒーでした。

シンガポールスリングという国民的なアルコールドリンクがあり、その発祥のお店であるロングバー(超有名なラッフルズホテル内にあります)で楽しむ機会がありました。このバーは、スナックとして出てくるピーナッツの殻を、床に投げ捨てながら食べるということでも有名です。

オリジナルフレーバーのシンガポールスリング1杯(日本だと、グラスビール的な大きさ)で39ドル!
1シンガポールドル115円換算だと、一杯4485円という驚異のお値段でした。
見た感じはカシスソーダのような赤色で、お味はグリューワイン+ジン?のようなお味。とっても貴重な一杯を体験させていただきました~。お店は旅行客でいっぱいで、地元の方はほとんど来ないのかも。

2.新しいホテルでは、決済系はクレカオンリー
今回の旅行では、ホテルの宿泊料があまりにも高額だったため、ネットで探した場所に宿泊。
それでも一泊2万円台ですが、シンガポールでは安全・清潔を考えるとかなりお得な感じと思われました。
洗濯機+乾燥機(洗濯30分6ドル、乾燥60分6ドル)もすべてタッチ式のクレジットカーで決済する方式。
宿泊者は長期滞在の方が多いのか、かなり利用されていました。
スターバックスのコーヒー自動販売機がロビーにおかれており、こちらもクレカのタッチ決裁式。
タッチ式のクレジットカードが浸透していると感じました。

3.大学・大学院の新卒の初任給は月額40万円以上!
シンガポールの教育省が2022年に調査した結果によると、約43万円台だったとの事。驚きです。
ただ、職種によりかなりばらつきがあるようで技能系と管理系で金額差は非常に大きいようです。
2020年の時点での調査結果だと大学進学率は33%とのことなので、大学や大学院に進学する方は将来のエリートと目されているのかと感じます。シンガポール人には外国人労働者も多く、給与格差が5倍あると言われている隣国マレーシアから通勤している方も年々多くなっているのだとか。それでも、新卒の初任給が40万円とは。コロナ後は順調に経済成長をしているシンガポール、日本も負けてはいられませんね。

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