灼熱の夏も過ぎ、夜は秋虫のオーケストラが盛大に聞こえる季節になりました。
YouTubeをはじめ、最近はめっきり文字を読まず、映像ばかりを見ていることが多いと聞きます。
確かに、以前よりも映像情報が手軽になったこともありますね。
マニュアルと言えば、以前は文字情報が主流でしたが、スマホやYouTubeのような手軽な映像プラットフォームの普及で、映像のマニュアルも手軽に作成、配信ができるようになりました。スマホの誕生で動画がモバイルコンテンツになったことの影響は大きい。
今月400回目を迎えた社内の夕刻勉強会(ひと月に3拠点で開催するため、勉強コンテンツとしてはその1/3の数)。開始した11年前はホームビデオで勉強会を録画し、作成したデータを勉強会後にCDやDVDに焼いて、物理的に回覧をしていました。媒体となると情報の共有が遅くなり、社内で履修が進まないものでした(実際には、動画で履修するのは超面倒なので、ほとんどの社員はリアルタイム参加してくれました。)
そういう事情もあり、10年ほど前からはYouTubeに動画をアップする方法に変更して、現在に至っています。
しかしながら、
文字情報での伝達は簡単で速い、と感じるのです。
事業活動では、様々な情報を共有していくことが仕事の一部になっています。文字化して記録にする。仕事でのやり取りをチャットでテキスト化することで、その場にいないメンバーと同じ情報を後日共有する。自分の振り返りもできる。
動画が普及するとともに、言語化すること、そして言語化する力(伝える力ともいえる)が以前よりもいっそう求められるようになってきたと強く感じます。
このブログも細々と、しかし10年以上継続して書き続けていることは、自分の考えを言語化する力を少しは向上させたのではないかと思ったりします。
経営者としてさらに今後、言語化する力を求められる場面が出てくると思いますが、書くことから逃げずに継続していこうと思います。