Q:日本語の動詞の「思う」は、 英語では一般的な”think”の他にニュアンスに応じて様々な動詞が使われていると思いますが、その違いを教えてください。
A:まず明らかに日本語でも使い分けできる believe (信じる)、feel(感じる)、imagine (想像する)、consider(熟慮する)等は別として、ここでは微妙なニュアンスを持つ動詞について取り上げましょう。
suppose:基本的に「思う」ですが、確信はないが一応根拠はあるような時に使われます。 例)I suppose the plan will work out if we don’t miss the chance. (その機会を逃さなければ、計画はうまくいくと思うよ。)
guess: 何の根拠もないが、個人的にそう思う。というイメージです。 例)I guess he’s around 40.(彼は大体40才くらいだと思う。)
assume/presume: はっきりした根拠はないが、こうだと思う という場合に使います。決めてかかる感じがあります。 例)I assumed that this countermeasure would solve the problem. (この対策で問題は解決すると思っていた。)
“presume”はそうではない証拠があれば考えを改める、というニュアンスがあり、”assume”より控え目な印象があります。
いかがでしょう?こうしたちょっとしたニュアンスの違いを意識して使えば、物事に対する自分の想い、確信の度合いをうまく伝えられるのではと思います。