Q: 科学技術分野でよく用いられる「~すると」とか「~する場合には」という
表現には、ifや, when, in case等の接続詞がよく使われますが、
どのように使い分ければ良いのでしょうか。
A: 基本的には次のように使い分けるのが一般的です。
●if: 不確実な未来の出来事を推量する場合に使用される。
例文: If you get a backache, try this medicine. (腰痛がおこったら、この薬を試してみて)
「いつかわからないけれど腰痛があった場合には」というニュアンスです。
●when: 確実性の高い未来の出来事を推量する場合に使用される。
例文:When you get a backache again, try this exercise.
(次に腰痛がおこったときは、このエクセサイズを試してみて) この場合、腰痛が持病の人への言葉ですね。
●in case: 万が一に生ずる出来事を推量する場合に使用される。
例文:In case the system breaks down, we should back up the data.
(万が一システムが故障した場合に備えて、データのバックアップを取っておくべきだ。)
いかがでしょうか?
こうした違いを意識して翻訳されると、さらに洗練された英文ができると思います。