花粉症のピークになるこの時期は、桜がほころび草や木々を芽吹かせ、陽の光が万物を生き返らせていくようです。
今日は恒例のお墓参り。
父が生きていた時は、お墓参りよりも優先すべき思うことがたくさんありました。今思えば、もっと父の話を聞く時間を取れば良かったと思う。
「おまえは薄情だから、俺が死んだら墓参りにも来ないだろう」父は笑いながら、よくそう言っていました。
しかし、父を裏切るように、2011年以来、春と秋のお彼岸は家族と、父の命日のある7月は幹部社員と、欠かさずお墓参りに。
たった年に3回しかありませんが、今あることに感謝し、父へ近況を報告します。
逝ってからではなく、生きている時に何かもっとできなかったか、と墓前に来るたびに思うのです。
いきている今を大切に、1日1日を精一杯過ごしていきます。