今日は東京のある特許事務所様を訪問させていただきました。
所長とは知り合って2年ほど経っていますが、事務所に訪問させていただくのは今回が初めて。
女性で弁理士そして所長という、まだまだ男性が多い技術分野の専門職では稀有な存在だと思います。
事務所に所属する商標専門の弁理士さんも加わって、ランチを食べながらお話しさせていただきました。
商標権の話になったところで、当社が今後事業展開していきそうな分野については、あらかじめ商標を取っておいたほうが、ロングランとしてビジネスとして有利に働くことがあるというアドバイスをいただきました。
たとえば、X社が「B○○」という商品を5年前から開発していた。
1年前ほどから爆発的なヒットになり、X社が「B○○」で商標を取ろうとした。
ところが、別の会社が3年前に「B○○」の商標を取得していたと判明。
この場合、X社が5年前から「B○○」という名前を使っていたとしても、
別の会社が取得した商標を無効にして、X社が「B○○」を登録することは難しい、というのです。
事業の中・長期戦略を考えて、商標登録も戦略に織り込んで考えることが必要だ、ということです。
法的な戦略も考える時代です。大変勉強になりました。