新緑の美しい季節がまたやってきています。
栗の花がたくさん咲いていて、梅雨の気配を感じさせますね。
お天気が良かったのと運動不足解消で、少し大き目な公園に出かけることにしました。
神奈川県にはいくつもの大きめの公園があり、歴史的がある地域の場合は遺構があったりして
リフレッシュするとともに歴史も学ぶことができて楽しい時間になります。
ということで、今回は横浜市の根岸にある根岸森林公園、馬の博物館、と根岸競馬場跡へいってみました。
根岸森林公園は日本初の洋式競馬場の跡地に整備された公園で、地形にアップダウンの変化があり、一面が芝生で緑いっぱいの気持ちの良い公園です。風が吹くと草の香りがして、なんとも爽快になります。
馬の博物館では、動物としての馬の進化の振り返るコーナーがあり、そして特に興味をひかれたのが牛馬が動力源として人の営みに大きく寄与してきたことの記述でした。馬1頭につき、最大75キロまでの荷物を積み、人が1名乗ることができたそうです。馬の動力がいかに近代化への道に活用されてきたか。牛もそうですが、馬もなくてはならない動力だったのですね。
そして、近代化産業遺産に認定されている旧根岸競馬場の「旧一等馬見所」も建物近くで見学しました。かなり老朽化が進んでいることと、すぐわきに米軍関連施設があるためか、取り壊さずに幽霊屋敷のようにそそり立つ姿は少し不気味な感じです。
「旧一等馬見所」の観客席側は米軍基地の一部になっていて、付近は撮影禁止(私的な撮影はよいそう)となっていました。ドローンは当然飛ばせない地区ですね(笑)
「旧一等馬見所」は急な丘の上にあるので、根岸競馬場が盛んな明治時代にはどのようにこの場所まで人々はたどり着いたのでしょうか。日本人はまだまだ和服の時代だったそうです。
当時の人々が競馬ライフを楽しむ写真で当時に思いをはせつつ、緑を楽しみました。